2016年9月11日日曜日

エスペラント合宿 en大阪

92日から5日にかけて、大阪府の長居ユースホステルにて青年エスペラント合宿が行われました。昨年に続き第2回となる今年の合宿では、参加者8名中、企画者S氏を除く7名は京大エス研、東北大エス研、一橋エス研所属の学生で、とても若々しいメンバーでした。(北大エス研からも参加予定でしたが、体調不良により欠席でした。) 合宿のプログラムは、毎年アジアの若者が持ち回りで開催している東アジア青年セミナー(以下KS)が意識され、本年度の大阪KSの予行演習のようでした。

初日の夕刻集合し最終日の朝解散という日程だった為、およそ一日半という短い時間ではありましたが、親睦を深めるためのゲーム、グループに分かれての出し物や、Paradizoという名の飲み会に、花火に観光と盛り沢山の内容でした。参加者は日本語の母語話者のみだった為、会話には主に日本語が用いられましたが、ゲームの説明にエスペラントと日本語を両方用いる等、エスペラントに触れるよう工夫が施されていました。

少子高齢化の波に襲われている日本のエスペラント界にとって、若者が同年代の学習者と触れ合う事は決して容易な事ではありません。近年、Paŝoや東京学生勉強会など交流の場は増えていますが、やはり今回の合宿のように、同年代のエスペランティストと集う機会は、若者のモチベーションを保ち、孤立化を防ぐ為にも大切な機会となるでしょう。

2016年9月2日金曜日

北海道大学エスペラント研究会 サハリン交流プロジェクトの報告①

エスペラントで北海道とサハリンの交流を深めようという、実に魅力的なプロジェクトが今年の8月に行われました。中心を担ったのは北大エス研のメンバーです。プロジェクトの資金はクラウドファンディングを利用して集められましたが、エスペラント関連の企画でクラウドファンディングが利用されたのはおそらく史上初めてのことです。
さて、そのプロジェクトの報告が届いたので掲載したいと思います。


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こんにちは。北海道大学エスペラント研究会の覚知頌春です。8月10日から17日にかけて、ロシア、サハリン州の州都ユジノサハリンスクに滞在し、エスペラント語の普及活動とエスペラント語による北海道・サハリンのエスペラントによる交流を行ってまいりました。

皆様のご支援により、総額148万420円の渡航費の大部分を賄うことができ、ぶじサハリン島へ行って帰ってくることができました。ご支援とご声援、本当にありがとうございました。

今回のプロジェクトにおいて私たちは、サハリン最大の都市であるユジノサハリンスク市に1週間滞在し、同市在住の方に対してエスペラント語の普及活動を行いました。また、以前からインターネットを通じて交流のあったサハリン在住の現地エスペランティストと面会し、北海道とサハリン島におけるエスペラント交流の未来について実りある話し合いをすることができました。

↑プロペラ機でサハリンへ。



以下の部分では、私たちがユジノサハリンスクで行った具体的な行動を報告します。

1.ユジノサハリンスク市街にてビラを配布した
 …エスペラント語を紹介し、エスペラント講習会の開催を告知するビラをユジノサハリンスクの路上にて配布した。用意した1000枚弱のビラをユジノサハリンスク市民の方に直接手渡し、サハリンにおけるエスペラント語の
普及を推進した。

2.地元の図書館に図書を寄贈した
 …ユジノサハリンスク中心部の市立図書館を訪問し、エスペラント語の辞書2冊と入門書1冊を寄贈しました。また、あわせて職員の方の案内にご案内いただき、図書館の館内を見学しました。

3.地元紙の電子版に記事が載った
 …サハリンの地元紙である「グベルンスキエ・ヴェダモスチー」紙を発行する新聞社を訪問し、訪問の様子が記事として同紙の電子版に掲載されました。

4.現地のエスペランティストと交流し、ともにサハリン郷土博物館を訪問した
 …以前からインターネットを通じて交流のあった現地エスペランティストのアレクセイ・モルチャノフ氏と面会し、ともにサハリン郷土博物館を見学しました。

5.エスペラントについての講演会と初歩のエスペラント講習会を行った
 …滞在6日目の8月15日に、サハリン訪問旅団旅団団長の星田淳氏による講演「友情の言葉 エスペラント」を開催し、その後エスペラント語の初歩の講習会を行いました。この催しには、現地エスペランティストのアレクセイ・モルチャノフ氏のほか、19人のユジノサハリンスク市民の方が参加し、大盛況となりました。

6.スタロドゥプスコエ海岸に行き、宮沢賢治ゆかりの琥珀を採集した
 …かつて宮沢賢治も訪れたスタロドゥプスコエ海岸を訪れ、賢治の詩の一節をエスペラント語で朗誦したのち、支援者の皆様にリターンとしてお送りする琥珀を採集しました。

現在、今回サハリンを訪れた各参加者による報告文を集め、北海道大学エスペラント研究会機関紙「ロンド・ノルド」の発行を準備しています。9月中旬をめどに発行し、現地にて採集した琥珀と共に、支援者の方にリターンとして発送する予定です。リターンの発送作業は9月中に完了する予定です。

今回のサハリンへの旅は、「ロンド・ノルド」の発行と皆さまへのリターンの発送完了をもってひとまず終了となりますが、北海道大学エスペラント研究会は今後も引き続きエスペラントを通じた北海道とサハリンの交流事業を継続していきたいと考えています。今後とも、皆さまの応援と温かいご支援をいただけますと幸いです。












スタロドゥプスコエ海岸にて地元の漁師とも交流
↑講演・講習会は熱心に聞いてもらえた。